失敗しないオール電化

プロが知ってるオール電化の秘密とは・・・「失敗しない、施工業者の選び方。」

オール電化の導入に失敗しないためには、とても重要なポイントがあります。

まず、IHクッキングヒーターやエコキュートなどのオール電化の設備は、家電品ではありません。

もう一度、言います。テレビやパソコンのような“家電品”ではありません。

「住宅設備機器 」です。

住宅に取り付けする、設備や機器であり、必ず現場での工事を伴います。

購入して箱を開けて、コンセントにつないで、設定して・・・という訳にはいかないのです。

オール電化機器(商品)は、大手電気メーカーの工業製品なので、品質はどこで買ってもほぼ変わりませんから、むしろ、一円でもお安く買われることが良いと思います。

しかし、現場での「工事の品質」はどこの誰が、工事をするか?で大きく変わります。

それに伴って機器の寿命や性能が大きく変わってしまいます。

    「ネットで激安・最安価格で買ったは良いが、工事がズサンで・・・」

    「訪問販売のセールスマンから契約したが、高くて騙された・・・」

こういったことで、後悔されているお客様の共通点は、比較、検討されるための最も重要な判断基準を持たれていないということです。

つまり、インターネットなどで出てきたサイトから、メーカーや商品選びのための情報収集と、最安値などの金額の情報は取れたとしても、

各施工店による「工事の内容とその金額」についての違いを知らずに、誰でも、簡単に比較できる、表面上の金額か、保証くらいでしょう。

「見積り価格が安かった、高かった・・・」

「保証が付いてた、お鍋をサービスしてくれた・・・」

などで施工店を選ばれることで失敗されています。

しかし、いくら安かったとしても、かなりの金額をその工事を行なった業者に支払うことになりますので、絶対に後悔や失敗はできませんよね。

ですからこそ、「工事の良し悪し」について知って頂きたいのです。

さて、オール電化という言葉から、連想するのはやっぱり「電気工事」ですよね。

それが、何と、オール電化の工事で、最も重要な施工は、基礎ベースの「左官工事」なのです。
その次に、エコキュートの給排水などの「水道工事」なんです。びっくりでしょ!

オール電化なのに、電気工事は二の次?って・・・

もちろん、電気工事がどうでも良いという意味ではありませんが、
施工業者による 品質の違いが出にくいということです。

基礎ベース工事について

コンクリートの平板の上に置いた工事・・・
訪問販売業者による、酷い基礎工事の一例です。
うちに限っては、あり得ないと思うかもしれませんが、この写真は私の親戚が訪問販売業者にヤられた事例です・・・

コンクリートの平板の上にタンクが設置

 

傾いた貯湯タンク

工事後、数年経った時に、基礎工事の施工がわるければ、どうなるか・・・
エコキュートや電気温水器の貯湯タンクは約450~550 kgにもなる重量物です。
当然、傾き始め、配管から水やお湯が漏れ始めて、最悪は地震などで倒れます。

次に多いのが、簡易基礎ベースという基礎です。

簡易基礎ベース

タンクの設置前に現場でつくる基礎ではなく、エコキュートの設置当日に、コンクリート製の脚をアンカーボルトなどでつなぎ、
タンク設置後にモルタルを流すといったような施工の基礎ベースです。

 

エコキュートの設置当日につくれる簡易基礎ベースなので、簡易基礎であれば、専門外の工種の職人

(電気・水道工事の職人)がついでにやれるので、工期短縮とコストダウンを図れて安くできますが・・・

エコベースを採用する理由は、過度な価格競争の中で、少しでも材料・手間を減らして利益を確保しようとするものです。

しかし、 重量物が設置される基礎工事はとても重要な工事です。

簡易基礎ベースは、基本的に地面に置くだけですから、地盤が下がれば、おのずと下がります。

現場打ちコンクリート基礎は、軟弱地盤であれば、地盤改良、砕石敷きの圧設など、対処はいろいろと出来ます。

建物基礎への差筋アンカーで鉄筋固定などもすれば、より強固なものとなります。
どれだけの業者が、基礎の重要性やエコベースの利便性と危険性を理解しているでしょうか。

当社では、絶対に簡易基礎ベース(エコベース)を使用しません。

現場打ちコンクリート基礎

本職の左官工による、『現場打ちコンクリート基礎』で必ず施工します。

【現場打ち基礎ベースの施工手順の一例】

給排水の移設

事前に、水道工事の職人が給排水などを移設したり・・・

 

下地づくり、転圧

のちのち、地盤がゆるまないようにしっかりと砕石(バラス)などで下地をつくり、転圧します。

鉄筋やワイヤーメッシュ

型枠やブロックの中に、差筋アンカー、鉄筋やワイヤーメッシュを入れ、

 

コンクリート打ち

生コンクリートを現場で打ちます。

 

基礎ベース完成

現場打ちの基礎ベースの完成です。

もちろん、材料代は約2倍、手間は約3倍以上掛かりますが、強度はバツグンです。

しかし、オール電化の過度な価格競争の末、こういった施工をやるところは、見積りが高いというだけで敬遠され、むしろ、適当な施工を行う、営業会社が生き残るという構図ができあがっています。
施工業者の見積書の中に、「基礎ベース工事」とあり、金額が同じだとしたら、どの基礎工事を選ばれますか?
私は、少々高くても、迷うことなく、現場打ちコンクリート基礎を選びます。

水道(配管)工事について

実は、エコキュートの工事の中で最も施工量が多く、かつ重要な工事なのです。

オール電化工事の見積書の50%の金額は給湯器に関する給排水の工事です。
ですから、配管をどこまで、どういう工事で行うのかで、大きく変わってきます。

 

逆に言えば、そこさえ誤魔化せば、安くてデタラメな工事を、「標準工事費」とか、

「10年間の延長保証」などの安心感を誘う言葉で切り抜けることができるのです。

酷い配管工事

ご覧下さい、この配管工事・・・酷いです・・呆れかえります。
給水、給湯、追焚きの配管全てがぐちゃぐちゃです・・

酷い配管工事2

追焚き配管は外しっぱなしです・・・

【施工自慢コンテスト全国NO1受賞の、当社自慢のオール電化工事】

当社のオール電化工事完成図1

当社のオール電化工事完成図2

当社のオール電化工事完成図3

(配管は最低限しか露出させないことで、紫外線による劣化を防ぎ、保温性や美観も良くなります。)

どちらも、オール電化の工事に間違いありません。
しかし、キレイな配管工事の方が価格は少しばかり工事費が高いのです。

両者の工事品質の違いは、基礎と配管工事にあります。

手抜きで安く終わらせる工事の共通点は、一日で工事が終わること。

そのためには、材料や手間を徹底的に省きます。

果たして、本当にそんな工事が「安く」済むのでしょうか。

答えは、NOです。

いい加減な基礎で傾き出せば、タンクに繋がった配管からは水漏れ。
全て地上でつなぎ替えただけの配管の保温材は数年後には破れ、凍結し、毎日、エコキュートから出る排水は垂れ流しで、自宅の地盤が下がりだし・・・ そんな被害に遭い、それと知った時に、やり替える費用までみてますか?

以前に、他社のエコキュートのやり替え工事を当社で請負った時の見積り金額は、
なんと、126,000円でした・・・(やはり、決して気持のいい仕事ではありません。)

最後になりますが、小さくても、営業が下手でも、お客様の毎日の生活や安心を真剣に考えてくれる施工店は、あなたの町の近くにもたくさんあります。

ぜひ、ネット業者や訪問販売など、売り手側の仕掛けに引っかからずに、 オール電化の初期の工事をしっかり、丁寧に施工できるお店を見つけて頂き、その上で、素晴らしいオール電化生活を楽しんでもらえることを切に願います。